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外壁塗装の劣化と耐用年数

2013年2月28日 外壁塗装本舗 |

こんにちは、外壁塗装本舗です。

今回は
「外壁塗装の劣化と耐用年数」
についてご紹介します!

塗膜の劣化は建物の部位、建物の壁面の向き(日射量)などによって進行速度が異なってきます。

わかりやすい比較をあげるとこのようなものがあります。

紫外線や酸性雨をより浴びやすい分、外壁よりも屋根のほうが塗膜の耐用年数が短い。
南面のほうが日射量が多い分、塗膜の耐用年数が短い。
外部の木材(板)はその特質から他の建材より塗膜の耐用年数が短い。
素地(下地)の劣化が進んでいると、塗膜の耐用年数が短い。

上記は外的要因ですが、もちろん塗料によっても進行速度が異なります。

主な塗料を紹介します。

アクリル系塗料 ・・・
コスト面では割安で利用される頻度も高い反面、耐用年数は4年 ? 6年程度となっています。紫外線にも弱いため、屋根などには不向き。モルタル壁や不燃材を用いたサイディング壁などに適しています。

ウレタン系塗料     ・・・
アクリル系に比べ紫外線に強く、水弾き性も優れていますが、汚れやすい短所も。価格はやや高価で耐用年数は7年?10年程度となっており、板張りやモルタル壁全般、不燃材/金属製サイディング壁に適しています。

シリコン系塗料     ・・・
より紫外線に強く親水性もあるため、汚れを防ぐ効果が望めます。価格はウレタンより高価となりますが、耐用年数も11年?14年程度と伸びています。モルタル壁全般、不燃製サイディング壁に適しています。

フッ素系塗料     ・・・
外壁用塗料としては最も耐用年数が長く、15年?20年を誇りますが、その反面価格も高くなります。ただし、製品のよって耐用年数や価格に幅があるため注意が必要です。モルタル壁全般、不燃製サイディング壁に適しています。


以上のことをふまえて外壁の塗り替え時期を大体把握していただければ、建物を良い状態で保てるのではないでしょうか。

 

 

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本 社
〒590-0974
大阪府堺市堺区大浜北町2丁-1-27
tel 0120-02-9778

塗替えどきの目安

2013年2月26日 外壁塗装本舗 |

こんにちは、外壁塗装本舗です。

今回は
「塗替えどきの目安」
について書いていきます!

日本の住宅の耐用年数は、約30年と言われています。
それは木造という材質によるところが大きく、その上、高温多湿と酸性雨等の悪環境が家に多大な影響を与えています。       

外壁の材質はセメントモルタルが殆んどで、セメントと砂が混ざりアルカリ性で固まっています。

以前は、主に川砂が使用されていましたが、現在ではほとんどに海砂が使用されています。
理由は環境保護の立場から、川砂の採取が制限されているからです。
 
海砂はもちろん洗浄されて利用されますが、完全に塩分(酸性成分)を除去することは出来ません。
この酸性成分と追い討ちのような酸性雨でモルタルのアルカリ成分が反応して結果、壁にひびが入るのです。

このひび割れから雨水が入り、益々ひびが広がり、中性化を早め、家の寿命を縮めていきます。
壁にこのひび割れが目立つようになったら塗替えの目安です。
 
さらに割れ目が交差していたら、早めの塗替えをお勧めします。
ひび割れが小さいうちに手当てをすれば、疵(キズ)が残らず、元の新築時の壁に戻ります。

その他には、

鋼製、アルミ製サイディング・・・
色あせ、汚れ、小さな泡粒のようなものが表面に現れ、触るとざらつく等の白錆がみられるようになったら塗り替え時期です。

窯業系サイディング・・・
色あせ、汚れで塗り替えが必要ですが、合わせ目のシーリングのひび割れ、痩せがみられたら補修も必要になってきます。

板張り・・・
5年サイクルで定期的な塗り替えを推奨します。

ALC・・・
ALC特有の巣穴が塗装で処理されているかをチェック!この処理が不適切ですとALCの風化を早める原因になります。
合わせ目のシーリング材のひび割れや痩せがみられたら補修も必要になってきます。

他にも部材によって異なる部分もあるかと思いますが、こういった症状を参考に定期的にチェックしてあげてください。
 

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部材による劣化の原因

2013年2月20日 外壁塗装本舗 |

こんにちは、外壁塗装本舗です。

今回は
「部材による劣化の原因」
について書いていきます!


それではまず、木部の塗装はなぜ早く剥がれるのか・・・。

木は水分を含みやすく、気候の変化によって絶えず伸縮、膨張を繰り返しています。
その変化に表面の塗装の膜がついていけず、ひび割れて、やがて剥がれてしまいます。
但し、剥がれにくく長持ちする塗装の方法はあります。

それはシンナーで希釈するのでなく、ボイル油を使用します。
乾燥が遅く職人さんは嫌がりますが、乾燥が遅い分、木に塗料が浸透して長持ちするのです。

これはモルタル塗装にもいえます。
シンナー仕様は乾燥が早く仕事は捗りますがモルタル材へ深く浸透しない場合があるのです。


次に鉄部はなぜ錆びるのか・・・。

金属は空気中の酸が原因で錆びます。
この酸をシャットアウトする役割が錆び止め下地材です。

従来は鉛入りのものが多く使われましたが、現在はエポキシ樹脂が良いとされています。
滑らかで隙間無く付着しますが、価格は高くなります。

エッチングプライマーを下地材の前に塗るとより効果が有ります。
ただ、いくら高価な塗料を用いても古い塗装膜を丁寧にケレンしなければ効果は半減します。

このように部材によりウィークポイントがありますが、それを少しでも軽減するため補う方法はいくらかあるので、ぜひ試して欲しいと思います。
 

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塗り替えの役割

2013年2月14日 外壁塗装本舗 |

こんにちは、外壁塗装本舗です。

今回は
「塗り替えの役割」
について書いていきます!

劣化やひび割れなど、今までにも書いた原因で老朽化するお住いを少しでも長持ちさせるには、建物を構成するそれぞれの部材に合った、しかもタイムリーなメンテナンスが必要です。


誰し新築のきれいな状態を少しでも長く維持したいと思うのではないでしょうか。

色あせて汚れた外壁はやはり大変みすぼらしいものです。

老朽化等以外でも色合いが気に入らず、塗り替えて気分やイメージを一新したいという方もいらっしゃるかと思います。
いずれにしても大切なお住いであるからこそ、きれいにしていたいと思うのは人の常でしょう。

そのためには建物の劣化予防が大切な役割を担ってくるかと思います。

例えば・・・

 屋根トタンや鉄部の錆による侵食
 コンクリートや屋根材の風化による劣化

木部の腐朽

雨仕舞い個所の不具合

あげればきりがないのですが、このような建物を構成している各部材の耐用年数はそれぞれ違います。
それぞれの部材に合った塗装を施すことによって建物の老朽化を阻止、
またはその程度を遅らせることが塗り替えの第一義的な必要性です。


上記であげたことから、外壁塗装は劣化してから施す以外にも
劣化の予防としての役割をもっています。

ぜひ、建物をきれいな状態で保つための塗装をご検討してみてはいかがでしょうか。

 

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ひび割れの原因

2013年2月12日 外壁塗装本舗 |

 
こんにちは、外壁塗装本舗です。

今回は
「外壁にひび割れが起きる原因」
について少し書こうかと思います。

外壁のひび割れは原因が多様で、一概に原因を即答するのは難しく、
原因によっては補修程度の処理ではすまない場合もあります。

その1つにモルタルやコンクリートに含まれる砂に原因があることがあります。

川砂を利用出来れば問題はありませんが、環境保護の立場から川砂の採取は制限され、
ほとんどの場合、海か山の砂が用いられる様になりました。

川砂はアルカリ性ですが、他の砂は酸性が含まれています。
その場合いくら洗浄しても酸は残留します。

外壁に利用されるモルタルはアルカリ性です。
砂や他の成分と混ざり強く結合して固まります。
そこに弱酸性の砂が混じると化学変化を起こし、その結果ひび割れが発生します。

 
そのほかにも不同沈下、地盤沈下、地震、躯体材の乾燥による収縮などなど、
様々な原因があります。

そう考えると外壁塗装はいずれ必要になってくるものと考えられます。

 

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外壁の劣化について

2013年2月 7日 外壁塗装本舗 |

こんにちは、外壁塗装本舗です。

このブログでは外壁塗装についての知識をお届けしていこうと思います。
よろしくお願いします。

まず、外壁塗装が必要になる時といえば?

外壁が劣化したり傷んできたり、そんなことを思い浮かべたりしませんか?

そんな建物や壁の痛みは何から来るのか。
痛みを早める要素とは何か。

それを今回はご紹介します。


まずは自然による外からの影響です

強い日差しや雨、土砂、地震など自然からの影響は過酷なものです。
さらに最近では環境汚染による酸性雨などから、建物に汚染物質が付着して傷みや汚れを早めています。

次に建材よる内側からの影響です。

木造建築の下地材は、従来無垢板が使用されていましたが最近では合板を使用するのが一般的です。
しかし、湿気に弱いのが合板の致命的欠点です。
合板は接着剤の劣化によって、長い間に少しずつふけてきます。そのような理由から合板の多用が住宅の寿命を早めています。

最後に建物の洋風化による変化です。

神社や寺院といった東洋風の建物を思い描いてみてください。屋根のひさしが大きく張り出していて、少しぐらいの雨では濡れずに建物の周りを一周することが出来ます。
床下もかなり高さがあり、通気性に富んでいます。
最近の一般的な住宅は屋根のひさしが無いか、出幅が非常に小さいです。
そのため、雨が壁面を直撃し劣化が早くなります。

このようにどうしようもない原因が多くあり、結果として外壁塗装が必要になる機会は必ず訪れるともいえます。

 

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