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塗料の機能

2013年4月19日 外壁塗装本舗 |

こんにちは、外壁塗装本舗です。

これまで塗料についてご紹介してきましたが、
今回は「塗料の機能」
についてご紹介します!

外壁塗装用塗料は、建物の保護、美観の向上の他、塗料の持つ特殊機能によって品質の向上、経済性、快適性、環境浄化など時代のニーズに対応出来るよう日々研究、開発されています。
特に環境問題への配慮をした塗料の開発が盛んです。
今後、益々塗料の高機能化が進む傾向にあります。

塗料の機能と塗料の種類

環境対策機能   →   低VOC塗料、光触媒塗料、低臭塗料
物理的機能    →   結露防止塗料、貼り紙防止塗料
化学的機能    →   低汚染塗料
光学的機能    →   遮熱塗料、蛍光塗料、紫外線吸収塗料
生物学的機能   →   防カビ塗料、防藻塗料、抗菌塗料
電気的機能    →   帯電防止塗料
熱学的機能    →   断熱塗料、耐熱塗料、耐火塗料

このような機能をもっている塗料があります。

環境問題が重要視される今日、石油製品が主材の塗装、塗料業界の環境への影響力は大きなものがあります。
塗料の環境対策として主に次のような取り組みがなされています。

弱溶剤への移行 : 強溶剤型のものから、より環境に優しい弱溶剤型の塗料へと移行しています。

溶剤型塗料からエマルジョン塗料への移行 : 架橋技術の進歩により溶剤型に劣らない耐候性を持つ反応硬化型エマルジョン塗料へと移行しています。

機能付加塗料の進歩 : 塗料そのものに環境への対策機能を付加価値として取り入れたものが次々と開発されています。
光触媒塗料、遮熱塗料、断熱塗料などに代表されます。

エコ塗料の出現 : エマルジョン塗料は溶剤型塗料に比較して石油の消費量は少なくなります。
さらに使用樹脂量を押さえながら非常に優れた塗膜を 生成するエコ塗料が出現しています。

塗料の詳しい機能に関してはまた、追々ご紹介できればと思います。



外壁塗装本舗
本 社
〒590-0974
大阪府堺市堺区大浜北町2丁-1-27
tel 0120-02-9778

建築用仕上塗材

2013年4月16日 外壁塗装本舗 |

こんにちは、外壁塗装本舗です。

これまで塗料についてご紹介してきましたが、
今回は「建築用仕上塗材」
についてご紹介します!

建築物の内外壁や天井などの表面に美装や素地の保護を目的として、吹付け、ローラー、こて塗りなどで凹凸模様、ゆず肌模様などのパターンを造り、 仕上げるための材料を建築用仕上塗材と言います。
その種類と特徴を簡単にまとめてみました。

*特徴

セメント、合成樹脂などの結合材、顔料、骨材などを主原料としています。
その仕様は下塗り、主材塗り、上塗りの工程で成り立っていて、一般塗料との相違点はその塗膜厚は数10μmであるのに対し、
仕上塗材の膜厚は数mm?10mm程度で、美装のためのテクスチャーを造形している点です。

*下塗材

主材や上塗材の吸い込み止め、付着性を向上させるために使用します。(一般的にシーラー、プライマーといわれるものです。)

*主材

テクスチャーを造形するために使用され、仕上がり面の形状としては、ゆず肌状、凹凸状、クレーター状、平たん状のものなどがあります。

*上塗材

仕上がり面の光沢、着色、耐候性の付与、防水などの目的で主材の上塗りとして使用されます。
合成樹脂塗料が使用され、水系、弱溶剤系、溶剤系があり、必要に応じて クリヤー、メタリック、つやあり、つや消しなど選択できます。


*外装用に使用される建築用仕上げ塗材

外装用薄付け仕上塗材・・・膜厚3mm以下の薄付け仕上げのものをいう。

リシン、弾性リシン、単層弾性など

厚付け仕上塗材・・・膜厚4?10mm程度のもの。下塗り材と主材で仕上げる。

スタッコ、デザイン性仕上塗材など

複層仕上塗材・・・膜厚3?5mm程度のもの。下塗り材+主材+上塗り材で仕上げる。

吹付けタイル、弾性タイル、水系エポキシタイルなど

可とう形改修用仕上塗材・・・最近では、建築用仕上塗材の普及と共に、その改修のための塗り替えが主流となり、2003年のJIS A 6909の改正で可とう形改修用仕上塗材が新たに規格化された。
膜厚0.5?1mm程度。微弾性フィラー+上塗り材の改修工法。



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水系塗料と溶剤系塗料

2013年4月 5日 外壁塗装本舗 |

こんにちは、外壁塗装本舗です。

これまで合成樹脂塗料についていくつかご紹介してきましたが、
今回は「水系塗料と溶剤系塗料」
についてご紹介します!


それぞれの樹脂塗料に水性(水系)と油性(溶剤系)があります。
水性だから油性より耐久性が悪いということはありません。
塗装しようとするものの材質によって、水性と油性は使い分けなければなりません。

一般的に、水性塗料は二液性の溶剤型に比較して耐候性は1グレード近く落ちます。
また、水性塗料は耐磨耗性が弱いので、そうした箇所への塗装は不向きです。

最近の塗料の架橋技術や、ナノテクノロジーの発達は水系でも、非常に強靭な塗膜を生成したり、光触媒塗料に代表される高度な付加価値を持った塗料もあります。

最近の溶剤系の塗料は、環境に優しい弱溶剤系が多く使われるようになっています。
今後、石油の消費量を極力抑えた環境型塗料が、主流を占めるようになるでしょう。


水性塗料の長所は臭気が少ないので、内装にも安心して使用できるところです。
品質も各メーカーの努力で油性(溶剤系)塗料と遜色ないレベルに達しています。

水性塗料の短所は壁など被塗物に直接塗装できないことがあるので、油性(溶剤系)塗料より1工程増える場合があり、コスト高になるところです。

油性塗料の長所は壁など被塗物に直接塗装できることが多いので、水性塗料と比較して1工程短縮できる場合があり、その分塗装のコストも抑えられるところです。
特に金属部には、水性よりも安心して塗装ができて、一般的に水性に比較して、被塗物との密着が良好です。

油性塗料の短所は弱溶剤でも臭気が発生するので、周囲に不快感を与えやすく、現場で保管時には注意が必要なところです。

こちらの塗料も用途に合わせて選んでいただきたいです。


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